<MUSICA ELETTRONICA VIVA (MEV)>

66年にアメリカ現代音楽/実験音楽の俊英作曲家たちがローマで結成した、現代音楽史上(コーニリアス・カーデューのAMMと並び)最も重要な集団即興グループ。

ムジカ・エレットロニカ・ヴィヴァ/MUSICA ELETTRONICA VIVA Alga Marghen 2,730
Friday '69 29NMN 073
フレデリック・ジェフスキ FREDERIC RZEWSKI(ピアノ、エレクトロニクス他)、アルヴィン・カーラン ALVIN CURRAN(フリューゲルホーン他)、リチャード・タイテルバウム RICHARD TEITELBAUM(モーグ・シンセサイザー)、フランコ・カタルディ FRANCO CATALDI(トロンボーン他)、ギュンター・カリウス GUNTHER CARIUS(サクソフォン他)による、69年ロンドンでのライヴを収録。単音とドローン、反復を用いた微細な音響が微妙に変化していく音響派/微音派的な即興演奏。ジェフスキ自身が「音楽が持つ、人智を超えた神聖な力、癒しの力を取り戻し、音楽で民衆を解放する」と語るこの頃の瞑想的なサウンドは、神秘的な深さと美しさを持っている。>>試聴する

ムジカ・エレットロニカ・ヴィヴァ/MUSICA ELETTRONICA VIVA Alga Marghen 2,730
Spacecraft / Patchwork Theory '67 15NMN 038
フレデリック・ジェフスキ FREDERIC RZEWSKI(アンプに繋いだ板ガラスとスプリング)、リチャード・タイテルバウム RICHARD TEITELBAUM(最初期のモーグ・シンセサイザー)、アルヴィン・カーラン ALVIN CURRAN(アンプに繋いだ廃品や壊れたトランペット)、アレン・ブライヤント ALLEN BRYANT(電気オルガンを改造した自家製シンセサイザー)、イヴァン・ヴァンダー IVAN VANDAR(アルト・サックス)。演奏者を個人の占有空間からすべての人の共有空間へと導く意図に基づく67年録音の代表作『宇宙船』のCD化。90年にジェフスキ、タイテルバウム、カーラン、スティーヴ・レイシー STEVE LACY、ガレット・リスト GARRETT LIST で行なった即興演奏を追加収録。