<THE NECKS 関連タイトル>
ザ・ネックス/THE NECKS ReR Recommended 2,520
Silverwater '09 ReR NECKS9
クリス・エイブラムズ(ピアノ)、トニー・バック(ドラムス)、ロイド・スワントン(ベース)。熱狂的な人気を誇るオーストラリアのミニマル即興トランス・バンドの09年のスタジオ録音。全1曲67分。今回は爆発的なエクスタシスに至る大きな山はなく、ミニマルなフレーズのスポンテイニアスな応酬からじわじわと盛り上がり、パーカッションやベースのリフなどを契機に構築/脱構築を繰り返しながら、極めてゆっくり、変幻自在に姿を変えていく。>>試聴する

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Hanging Gardens '99 ReR NECKS1
クリス・エイブラムズ(キーボード/ピアノ)、トニー・バック(ドラムス/サンプラー)、ロイド・スワントン(ベース)からなるオーストラリアのベテラン即興トリオ。ドラムスが細かく刻んだ闇の中、ベースが低空を疾走しスペイシーなキーボードが上空を飛び回るクールなサウンド。60分一本勝負。

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Aether '01 ReR NECKS2
ベース(弓が効果的に使われている)、ピアノの和音、残響の長いシンバルの極めて緩慢な反復が、少しずつ形を変えながら次第に音響密度を高めていき、ハイテンションなピアノの連打でクライマックスを迎えるミニマル・アンビエント・ミュージック。2001年の第8作目。

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drive by '03 ReR NECKS3
2003年の充実のスタジオ・アルバム。アコースティックとエレクトロニクス、ダウナーとアッパー、ジャズとテクノとポスト・ロックが共存し、有機的なグルーヴを保ちつつ次第に変化しながら展開していくミディアム・テンポのミニマル・トランス・チューン。

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The Boys '98 ReR NECKS4
映画(邦題『DOWN UNDER BOYS』)のために制作された98年のスタジオ録音で、彼らにしては珍しく3〜10分程度の曲が7トラック収録されているが、ミニマルな即興演奏を常に変化させながら展開していく手法はいつも通り。長時間のグルーヴの果てに到達する高揚感はないが、重苦しい映画のストーリーにマッチした彼ら特有のクールなヘヴィネスが堪能できる。

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Mosquito/See Through '04 ReR NECKS5/6
ミニマル即興トランス・バンドの2枚組CD。 "Mosquito" は、おもちゃかウッドチャイムを思わせる木片がぶつかりあう軽やかなノイズと、アコースティック・ピアノの爪弾きの戯れる中を、次第にエレクトリック・ピアノのコードと、ベースの単音、シンバルがリズムを刻み穏やかなグルーヴを生み出していく作品。"See Through" はマレットでのドラムスの柔らかい連打とベースのドローン、サスティーンを効かせたピアノのオリエンタルなフレーズからなる混沌とした音塊が、波のようにわき上がりながら寄せては返すスピリチュアルな作品。静寂をはさみながら数シークエンスに分かれている。

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Chemist '06 ReR NECKS7
オーストラリアのミニマル即興トランス・バンドの06年録音のスタジオ盤。クールでドラマティックなハードボイルド・チューン "Fatal"。電子音を交えながらの音響ジャズ "Buoyant"。アップテンポでカタルシスに達するポジティヴな "Abillera"。いずれも反復と漸次的な変化を基本にしたスタイル。恒例の60分1曲ではなく、それぞれキャラクターの異なる約20分の3曲を収録。>>試聴する

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Townsville '07 ReR NECKS8
クリス・エイブラムズ(ピアノ)、トニー・バック(ドラムス)、ロイド・スワントン(ベース)。オーストラリアのヴェテラン即興演奏トリオの2007年タウンズヴィルでのライヴ全1曲。ピアノの緩やかなアルペジオとトレモロに、ベースのボウイングが寄り添い、シンバルの連打が戯れる。砂浜に打ち寄せるたびに少しずつ形を変える波のように、三人が織りなすスポンテイニアスな演奏は微妙に変化しながら繰り返される。ナチュラル&スピリチュアル。>>試聴する